日本生命(レギュラーシーズン2位)が2季ぶり5度目の優勝を飾った。

昨季王者の神奈川(同1位)との決勝に臨み、3試合連続で勝利。第3試合では、パリ五輪代表の早田ひな(23)が同代表の平野美宇(23)を3-1(11-8、13-11、3-11、11-6)で破り、“五輪代表対決”を制した。

シンガポール・スマッシュ1回戦では、平野にストレート負けを喫したが、その雪辱を果たした。「リベンジする場だった。いつも以上に気を引き締めていた。本当にうれしいです」と笑顔。アリーナを埋め尽くした2624人の観衆へ「応援が一体化していて、パワーが届いたことが、今日の勝因かなと思います。レッドエルフのチームにいて本当によかったです」と感謝した。

◆日本生命-神奈川の試合結果

〈1〉笹尾明日香、麻生麗名組(2-1)木原美悠、長崎美柚組

〈2〉ソン・メイヨウ(3-1)張本美和

〈3〉早田ひな(3-1)平野美宇

◆試合方式

シングルス3試合、ダブルス1試合の計4マッチ方式が採用されており、シングルスは5Gマッチ、ダブルスは3Gマッチ。各マッチの最終ゲームは6-6からスタートする。先に3マッチを奪ったチームが勝利となり、第4マッチ終了時にマッチカウントが同点の場合、1ゲーム(11ポイント)のみによるビクトリーマッチで勝敗を決定する。