日本初の本格市街地公道レースは、マキシミリアン・ギュンター(マセラティ)が制した。ニッサンのオリバー・ローランドが2位だった。3位はジェイク・デニス(アンドレッティ)。

レースは地元ニッサンチームのローランドがポールポジションからスタート。中盤までトップをキープしたが、25周目にギュンターに抜かれた。途中セーフティーカーが入ったため、33周予定のレースに2周が追加され、35周で争われた。ローランドは最終周まで激しくギュンターにアタックを仕掛けたが、届かなかった。

フォーミュラE日本初開催の東京ePrixは、持続可能社会実現に向けたアピールという側面もあり、各方面で大きな関心を集めている。会場には小池百合子東京都知事や岸田文雄首相の姿もあった。小池知事は表彰式でプレゼンターも務めた。