今夏のパリオリンピック(五輪)代表で世界ランキング6位の早田ひな(23=日本生命)が、同1位の孫穎莎(中国)に2-3(11-9、5-11、11-9、6-11、6-11)で敗れた。先に2-1とし、勝利まであと1ゲームとしたが、第4ゲーム(G)から連続で落とした。対戦成績は0勝14敗となった。

第1Gから互いにゲームを奪い合い、2-2で最終第5Gへ突入。1-4から同点に追いつくも、そこから4連続失点で離された。孫の強打や緩急に対応しながらコーナーを攻めたものの、最後は気迫の乗った相手の攻撃に屈し、逆転負けを喫した。

2月の世界選手権団体戦決勝でも第4試合で孫と対戦。早田が勝利すれば日本の金メダルが決まったが、ストレートで敗れていた。

今大会は日本女子から4人が出場したが、パリ五輪代表の平野美宇(23=木下グループ)は初戦敗退、同代表の張本美和(15=木下グループ)、伊藤美誠(23=スターツ)は2回戦敗退となった。