GT500クラスは、昨年優勝チームの36号車auスープラ(坪井翔/山下健太組)がポールツーフィニッシュで総合優勝を飾った。

今季から新型車両シビックを投入したホンダ勢は、100号車のスタンレー・シビック(山本尚貴/牧野任祐組)が3位表彰台に上り、ニューマシンのデビューに花を添えた。

GT300クラスは2号車のmuta GR86(堤優威/平良響/加藤寛規組)が優勝した。

レースは2周目に多重クラッシュし、セーフティーカーが入った。8周目にレースが再開すると、36号車は混乱を尻目に猛スパート。2位に11秒以上の差をつける圧勝劇だった。36号車は、昨季から3連勝。

36号車スタートドライバーの坪井選手は「(レース再開後のダッシュ成功は)狙い通り。目標の20秒リードには届かなかったが、11秒差でゴールできた」と笑顔。

36号車の伊藤大輔監督は「2連覇へ向けて開幕戦は絶対に優勝したかったので、勝てて良かった。ピットワークもうまく決まった」と収穫を口にした。