【北京=松本航】個人の中立選手(AIN)として五輪出場枠確保を目指すピョートル・グメンニク(23=ロシア)が、初練習で高難度ジャンプを次々と着氷させた。
午前10時50分(日本時間同11時50分)から、サブリンクで公式練習に参加。ショートプログラム(SP)曲をかけての通しこそ、4回転フリップ-3回転トーループを降りた後、4回転を予定していたサルコーが3回転となった。トリプルアクセル(3回転半)着氷でまとめたものの、通しが終わってから、2本目までのジャンプを繰り返した。
以降は4回転フリップ-3回転トーループと4回転サルコーをセットで2度降りた。他にも4回転ルッツや4回転ループを着氷させており、世界トップレベルのジャンパーとしての片りんを見せた。
男子シングルはすでに国・地域別出場枠で最大3枠を確保した日本勢などがおらず、残る5枠が争われる今大会。22年から国際スケート連盟(ISU)はウクライナへの侵攻を続けるロシア、同盟国ベラルーシの選手の競技会参加を認めてこなかった。一方、24年12月には厳格な検査を経て、中立の立場が証明された選手に限り、26年ミラノ・コルティナ五輪の最終予選への出場を認めた。認められるのはロシアから1人のみとなっており、20年世界ジュニア選手権銅メダルなどの実績を持つグメンニクが選出されていた。出場枠確保の場合も、五輪の団体戦にはエントリーできない。
男子SPは20日、フリーは21日に行われる。


