バスケットボールBリーグ1部(B1)の佐賀バルーナーズが19日、山下泰弘(40)が2025-26年シーズンをもって現役引退することを発表した。
山下は、明大を卒業した後、09-10年シーズンに東芝ブレイブサンダース(現川崎ブレイブサンダース)に入団してプロ入り。ライジングゼファーフクオカ、島根スサノオマジックなどでプレーした後、22-23年シーズンから佐賀バルーナーズに期限付きで移籍し、25-26年シーズンから正式加入。チームのB1昇格にも貢献した。
◆山下泰弘のコメント
親愛なる皆さまへ。
私、山下泰弘は17年間にわたる社会人・プロバスケットボール選手としての活動にピリオドを打ち、現役を引退することを、ご報告いたします。
2009年の4月に東芝ブレイブサンダースの一員となった日には、まっっっったく想像出来なかった長い期間をバスケットボールプレイヤーとして過ごしてこられました。プレイヤー生活、やりきりました。
北九州、福岡、東京、川崎、福岡、島根、佐賀。多くの土地で、本当に多くのブースターの方々に出会うことができた日々を、誇りに思います。長きにわたるご支援・ご声援、ありがとうございました。
「自分がコートに立つことで、チームの課題を解決してみせる」と思っていたやんちゃ坊主が、いつしか「チームのためのプレーを、いつでも全力で、泥臭くやっていく」と心に決めたチームプレイヤーになり、そして今では「自分がいる事で、明日のチームがより良いチームになるように行動しよう」と考えられるようになりました。17年間、共に歩み支えてくれた、全てのチームメイトとチームスタッフ、フロントスタッフやチアリーディングチーム、そしてブースター・スポンサーの皆さまには、感謝しかありません。
これからもこの感謝を持ってバスケットに関わり、皆さまに恩返しをしていきたいと思っています。
◆宮永雄太ヘッドコーチ兼ゼネラルマネジャーのコメント
佐賀に来て4シーズン、そしてトップリーグで17年間。まずは、長きにわたる現役生活、本当にお疲れ様でした。
また、3シーズンにわたりレンタル移籍という形で支えていただいた島根スサノオマジックの皆さまにも、心より御礼申し上げます。
そして、山下選手を支えてこられたご家族、ご友人、仲間、恩師の皆さま、ならびにサポートいただいたカンパニーの皆さま。山下泰弘に関わる全ての皆さまに、重ねて心より感謝申し上げます。
2022年、ヤマは当時B2リーグを戦っていた佐賀バルーナーズに、単身で加わる決断をしてくれました。
キャプテンとして、オンコート・オフコートの両面からチームのバランスを率先して整えてくれていたのは、いつもヤマでした。
組織を正しい方向へ導き、限られた時間と環境の中で成果を積み上げていく。
その大切な役割を担い続けてくれた存在でもありました。
ヤマとは旧知の仲ということもあり、HCと選手という立場で、何度も本気でぶつかり合いました。
経験を重ねた者同士だからこそ、時には強いメッセージを伝え合うことも必要だったと思います。
それもまた、組織をより良い方向へ導くために欠かせない時間でした。
その根底にあったのは、「佐賀バルーナーズと地域社会をより発展させたい」という同じ想いであり、互いへの強い信頼関係に他なりません。
これまで、その「難しいプレーを簡単そうにやってしまう姿」に魅了され続けてきた一人として、最大の敬意と感謝を伝えたいと思います。
そして、今後の人生が安泰に、そして弘く大きく羽ばたくことを願い、贈る言葉とさせて頂きます。
ヤマ、ありがとう。


