7月27日に開幕するロンドン五輪まで18日にあと100日となるのを前に、大会組織委員会のセバスチャン・コー会長が11日、インタビューに応じ「五輪ファンを温かく迎える準備は整いつつある。世界の人々を歓迎するためにできる限りのことに取り組んでいる」と大会成功に意欲を示した。

 混乱が懸念される交通問題には「われわれの輸送計画は準備ができており、想定通りに運用できるよう努力する」と説明。開幕までについては、メーン会場となる五輪公園の整備や仮設施設の建設や設置など「まだたくさんの仕事が残っている。世界から200以上の国と地域を受け入れることに大きな責任感を感じる」と語った。日本については「五輪で輝かしい歴史を持っている。訪日してスポーツ界の高いプロ意識を感じた」と期待感を示した。