大阪駅に隣接し、昨年オープンした大型複合施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)で1日、ビーチバレーの国内シリーズが始まり、広場に砂を敷き詰めた仮設コートでの熱戦に買い物客らも足を止めて見入った。

 再開発が進む大阪駅周辺で、いっそう人を呼び込もうと近隣の企業などが企画した。大会はことしから日本バレーボール協会が主催。五輪種目でありながら日本では人気が低いビーチバレーを、2020年東京五輪に向けPRする狙いもある。

 初戦を突破した京都市出身の井上真弥選手は「めったにない機会。ビルの中からも誰かが見ていると思うとパフォーマンスも上がる」と汗と砂にまみれた顔で話した。