レラカムイ北海道は14日、今季新加入したセンター、モハメッド・ウオーニー(30)との契約解除を発表した。コートジボワール出身で米国、ロシアなど12カ国でプレー経験があるウオーニーは、208センチ、111キロの体を生かしたインサイドのプレーが期待されていた。だが、チームなじまずJBL開幕から5試合で先発はゼロ。出場時間は5試合で38分、13得点、10リバウンドでは物足りなかった。

 12日のアイシン戦もわずか1分の出場で、試合後に東野智弥監督(38)がフロントに契約解除を申し出ていた。東野監督は「合流して2カ月が経過したが、チームにフィットできなかった。もともと故障がちで、パフォーマンスが向上する可能性も低いと判断した」と説明。「ウオーニーがいない分は残ったメンバーでカバーする」とも話し、新たな補強はしない方針も明かした。

 ウオーニーも事実上の解雇には合意しており、10月末をめどに正式に契約解除となる予定。