恥骨炎に苦しんだフランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)が、約8カ月ぶりに実戦復帰した。

前半33分、フランカーのラブスカフニ(30=クボタ)の負傷に伴い、途中出場。代表59キャップを誇る大黒柱は、果敢にタックルを繰り返してチームをけん引した。

今年初のテストマッチを白星で飾り、リーチ主将は「フィジーは本当にきつい相手。今日は日本代表としての成長を感じた。釜石の力がモチベーションとなり、(東日本大震災で)亡くなった方やサポートする方がたくさんいる中で、勝利を届けられて良かった」と、過去3勝14敗の強豪に勝利した充実感を漂わせた。