ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で、3大会ぶり3度目の優勝を果たした南アフリカの代表チームが5日、ヨハネスブルクの空港に凱旋(がいせん)した。AP通信によると、大勢のファンが詰め掛け、初の黒人主将を務めたシヤ・コリシが優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を高く掲げる度に大きな歓声が上がった。

2日の決勝ではイングランドに32-12で完勝した。コリシは「南アフリカの人々の応援が力になった。個々のためではなく、国のために戦った」と感謝し、エラスムス監督は「さまざまな肌の色、宗教の人々が今後も手を取り合っていければいい」と話した。

7日から11日まで各地で優勝パレードが行われる予定。(共同)