<水泳世界選手権>◇第13日◇1日◇バルセロナ◇女子200メートル平泳ぎ予選

 ロンドン五輪で同種目銀メダリストの鈴木聡美、日本選手権女王の金藤理絵がともに準決勝に進出した。

 鈴木は、2分27秒31(全体11位)のタイムで、準決勝へ何とかコマを進めた。本調子でないことは本人が一番分かっていた様子で「レース中、泣きそうになりながら泳いでいました。(準決勝は)今よりさらに気持ちを切り替えて出せる力を出し切って決勝に残りたい」と目を赤らめながら話した。

 また、金藤は全体4位となる2分23秒91の好タイムで予選突破。「前半ちょっと体がかたかったかな、という感じだったけど後半は余裕を持って大きな泳ぎができた。(予選)2組目が速かったので(準決勝は)自分も油断せずにいいところ(コース)で残れるように頑張りたい」と力を込めた。