<都市対抗野球:三菱重工名古屋2-0JR北海道>◇31日◇1回戦◇東京ドーム

 2年ぶり出場の三菱重工名古屋(名古屋市)が、主軸の1発で試合を決めた。無安打に抑えられていた5回、先頭打者の5番山田晃典外野手(23)が、均衡を破る先制の右越えソロを放った。7回には、4番石塚信寿内野手(32)が、左中間スタンド中段に運んだ。加納功監督(44)は「こういう試合になると山田ですね。相手に関係なく思い切りバットを振れる。石塚のホームランも効果的だった」と、2人の活躍に感謝していた。