「山の神」に続け。今春2季ぶりの優勝を目指す東都大学リーグの東洋大が4日、始動し、柏原竜二(2年)を擁して箱根駅伝で2年連続総合優勝した陸上部に並ぶ日本一を誓った。球場の横には柏原らが走る陸上トラックがあり、寮も隣接する。高橋昭雄監督(61)は当日応援に駆け付け、選手たちはテレビ観戦した。普段はすれ違う程度というが、ドラフト候補右腕の鹿沼圭佑主将(3年=桐生一)は「あの坂をあれだけのスピードで走るんだからすごい。負けられない」。同左腕の乾真大投手(3年=東洋大姫路)は「気持ちの強さはすごい」と刺激にしていた。