30日開幕の世界大学野球選手権(神宮ほか)に出場し、大会4連覇を狙う米国代表が22日、壮行試合で無傷の9連勝と万全の状態に仕上げた。この日はネブラスカ州オマハで地元のクラブチームを相手に16-0で快勝した。21日は米遠征中の関西学生野球連盟の選抜チームと対戦。同大のエース藤井貴之(4年=天理)に11安打を浴びせて4点を奪うと、投げては快速右腕ゲリット・コール(2年=UCLA)が6回を6安打1失点、7三振を奪って「仮想全日本」を4-1で下した。米国代表はこの日で国内合宿を打ち上げ、台湾に移動。同地に28日まで滞在して親善試合4試合を戦い、大会本番に備える。