第89回選抜高校野球大会に出場する早実(東京)の清宮幸太郎内野手(3年)が16日、甲子園練習に臨み、シート打撃で右中間最深部に飛び込む推定125メートル弾を放った。1年夏のU18ワールドカップ(W杯)決勝の米国戦以来の聖地で、パワーアップを実感した。早実は、大会第5日第2試合で馬淵監督率いる明徳義塾(高知)と対戦する。

 ◆1年夏の甲子園での清宮 準決勝までの全5試合に「3番・一塁」でスタメン出場し、全試合で安打を放った。打率4割7分4厘(19打数9安打)2本塁打8打点の好成績をマーク。3回戦の東海大甲府(山梨)戦で右中間へ甲子園初本塁打を放ち、準々決勝の九州国際大付(福岡)戦では右翼ポール際に2試合連続本塁打を放った。