DeNAのドラフト1位山崎康晃投手(22=亜大)には、ほろ苦い本拠地デビューとなった。

 先発して4回を投げ9安打で5失点。97球を要し、予定を1回早めての降板となった。立ち上がりの空振り三振が振り逃げとなる不運が始まりだった。2回にも暴投がからみ、内野安打やポテンヒットの連続に苦しんだ。

 「外野の上を抜かれるとらえられた打球ではなかったけど、連打を許したのは力不足です。初球の入り方も甘かった。もっと練習します」と結果を受け止めた。しかし中畑監督は「ショートイニングでどういう姿を見せるか。チャンスを与えたい」と、次回は中継ぎでの再試験を決めた。