DeNA先発のギジェルモ・モスコーソ投手(31)が緊急降板した。4点リードの7回2死、打者西岡への5球目を投げ終えたあとに左もも付近に異常を訴え、苦悶(くもん)の表情でグラウンドに座り込んだ。この日、102球目の投球直後だった。急きょ、2番手として田中がマウンドに上がった。

 モスコーソは6回2/3を投げ、7安打3失点で降板。3回に4連打を集められ、3点の先制を許したが、4回以降は1安打に抑える好投を見せていた。

 試合後、球団広報は「左もも裏の張りで、明日23日に病院で精密検査を受ける」と発表した。