中日谷繁元信兼任監督(44)が20日、日本新記録となる27年連続本塁打を達成したバットとボールを野球殿堂博物館(東京都文京区)に寄贈した。

 同博物館の野球殿堂ホールで寄贈式に出席した谷繁兼任監督は「こうやって残していただいて感謝しています。プロ野球ファンの方にこういう選手もいたなと思ってもらえれば」と笑顔で話した。

 また、通算2000安打を放った和田一浩外野手(43)も達成のバットとボールを寄贈。谷繁兼任監督とタイミングが重なり「大変光栄なこと。一緒に野球が出来た証しでもある。そういう意味ではいいタイミングで2000安打ができた」と語った。

 谷繁兼任監督は5月4日の阪神戦(甲子園)で自らのプロ野球記録を更新する27年連続本塁打を達成。和田は今月11日のロッテ戦(QVC)で史上最年長の2000安打を記録した。