広島が3カードぶりの負け越しで、借金4となった。

 先発戸田が3回に5点を失い逆転を許すと、攻撃陣も一時は1点差に迫りながら、あと1本が出なかった。

 6回と7回の好機を生かせなかったのが痛かった。6回は1死一、三塁で代打の切り札の小窪が三飛。さらに2死満塁では菊池が空振り三振に倒れた。7回も1死一、三塁で田中が浅い左飛に倒れ、2死満塁では石原が空振り三振に倒れた。

 緒方孝市監督(46)は「今日のような試合では追いつくだけではなくて、追い越すところまでいかないといけないと考えた。うちのリリーフの状況もあるからね」と振り返った。