ロッテ石川歩投手(27)が7回6安打1失点(自責0)で10勝目を挙げ、チームの連敗を3で止めた。

 昨季の10勝に続き、新人から2年連続2ケタ勝利を達成した。球団では、50年、51年の荒巻淳以来64年ぶり2人目の快挙となった。

 悪天候の中で、最少失点に抑えた石川は「味方が早い回に勝ち越し点を取ってくれたので、集中を切らさずに投げられました」と、チームメートに感謝していた。

 伊東勤監督(53)は「条件は一緒とはいえ、下が悪く投げにくい中、よく1点でしのいだ」と、ねぎらっていた。