11月に日本と台湾で初開催される国際大会「プレミア12」に出場する日本代表の1次登録選手45人が10日、発表された。広島黒田、日本ハム大谷、ヤクルト山田、ソフトバンク柳田らがメンバー入り。7月に発表された代表候補65選手からは、西武菊池、DeNA梶谷らが外れた。

 侍ジャパンの小久保裕紀監督(43)は選考ポイントについて「投手は今シーズン活躍している選手、野手は全体的なバランスを重視した」と説明。トリプルスリー達成の期待がかかる山田、柳田には「彼らがこの秋から中心になるのは間違いない。シーズン中の勢いのまま、コンディショニングを整えてもらいたい」と期待を込めた。韓国との開幕戦(11月8日・札幌ドーム)で先発候補に挙がる大谷は、投手中心に起用する方針。最終登録メンバー28選手は、10月上旬に発表される。

 ◆プレミア12 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催で新設された国際大会で、4年に1度開催。世界ランク上位12チームが出場。1次ラウンドは6チームずつ2組に分かれ、各組上位4チームが決勝トーナメントに進む。11月19、20日の準決勝、21日の決勝は東京ドームで行われる。