日本ハムは2日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷の球団施設で鵜久森淳志外野手(28)と、前ヤクルトの増渕竜義(27)斉藤勝(27)河野秀数(27)の3投手に、来季契約を結ばないことを通達した。鵜久森は現役続行の意向を表明。プロの他11球団へ新天地を求め「評価していただけるところがあるなら」とオファーを待つことに決めた。日本ハムでの11年間に区切りをつけ、再挑戦する。

 前向きに先を見据えた。「思ったよりもスッキリしているんですよね」。前夜1日は、双子の女の子の3歳の誕生日。成長を写真撮影しようと携帯を愛娘に向けたところ、球団からこの日の呼び出しの着信があったという。04年ドラフト8巡目で、レンジャーズ・ダルビッシュと同じ高卒で同期入団。昨季まで1軍で通算143試合出場も、11年目の今季は3試合。「心の準備はできていた」と覚悟を決め、天命を待つ。

 なおほか3選手は、増渕は未定、斉藤は引退示唆、河野は現役続行を希望している。