阪神高宮和也投手(34)が9日、課題の右打者克服を誓った。

 移籍3年目の今季は自己最多の52試合に登板。だが左へのワンポイントが大半で35回2/3にとどまり、大幅アップかと思われた契約は倍増の3000万円でサインとなった。「右も抑えてしっかり1イニングいける投手になってほしいと言われました」。今季は筒香や川端を無安打に抑えるなど、対左が被打率2割3分7厘0本塁打に対し、右は山田に特大弾を浴びるなど3割1分5厘2本塁打と打ち込まれた。「シーズン中、使い始めたカーブで手応えをつかみかけています」。武器を磨いて変身する。(金額は推定)