オリックス糸井嘉男外野手(34)が17日、神戸市内でチーム最後の契約更改交渉に臨んだ。

 「背番号くらい下がりました」と、7000万円減の年俸2億8000万円(金額は推定)でサイン。昨季の首位打者は、今季は序盤から打率2割台前半と苦しんだ。最終的に2割6分2厘まで押し上げたが、主将としての責任を痛感した。

 「1年間キャプテンをやらせてもらって、ふがいない成績だったし、チームを引っ張っていけなかった。来年は絶対に、今年の分も打ちまくりたい」と復活を誓った。