広島の新外国人ブレイディン・ヘーゲンズ投手(26=レイズ3A)が27日、ジェイソン・プライディ外野手(32=アスレチックス)とともに来日した。

 ヘーゲンズは、黒田への弟子入りを志願した。球団からは先発としてだけでなく、26歳とまだまだ成長過程にある伸びしろにも期待されている。すでに日本の打者の映像を確認し、予習はバッチリ。日本でのプレーを心待ちにする。

 「日本で学んで成功への道を切り開きたい。(黒田には)学ぶことはたくさんあると思う」。大リーグでの実績も十分なベテラン右腕に学ぶ姿勢を示した。昨年のクリスマスに婚約し、3月に来日する予定の婚約者のためにも、ジャパニーズ・ドリームを実現させたい。

 ◆ブレイディン・ヘーゲンズ 1989年5月12日、米国生まれ。09年ダイヤモンドバックスから6巡目指名。今季はレイズ3Aで14試合5勝5敗、防御率2・67。メジャー通算は2試合、0勝1敗、防御率3・38。広島では先発として期待される。190センチ、95キロ。右投げ右打ち。