オリックス西勇輝投手(25)が4回持たず、6失点で降板した。

 2回2死無走者から茂木の安打とゴームズへの死球で一、二塁のピンチを背負い、藤田、嶋の連続適時打で2失点。

 3回も1死一塁で走者を巧みなけん制で刺しながら、ウィーラーに四球。これが命取りとなり4連打を浴びて3点を失った。4回に先頭岡島を歩かせたところで、ベンチからタオルが投げられた。

 前回3月29日日本ハム戦の今季初登板は自己ワーストの8失点(自責7)KOで、これで今季2試合の防御率は14・63にはねあがった。西は「チームに申し訳ない。切り替えて、やるしかない」と球場地下の駐車場で天を仰ぎ、声を絞り出した。