阪神原口文仁捕手(24)がプロ初本塁打を放った。2点リードの4回1死一、二塁、中日吉見の外角高めフォークを捉え、左翼席に3ランを運んだ。

 「追い込まれるまでの意識では、シュートをファウルでもOKだと考えて、フェアゾーンには入れないように気をつけていました。2点を先制した場面で回ってきましたが、この2点だけでは終われないと集中力を高めていけましたし、そうすることで最後の甘いボールを仕留めることができました。キャッチャーとして、もちろん横山を援護したい気持ちでしたし、打ててよかったです」

 1週間前の4月27日に育成選手から支配下登録を勝ち取ったばかり。トントン拍子で階段を上っている。