中日ダヤン・ビシエド外野手(27)が「お得意さま」に手痛いリベンジを食らった。これまで2試合で5打数5安打2本塁打だった阪神能見に3打席凡退。前日に復調を果たした主砲をはじめ打線が能見を攻略できず、3連勝を逃した。
「特別な投手とは思っていない。今までは打ってきたけど今日はいい投球をされて、やられてしまった」。ビシエドは左腕との3度目の対戦を振り返った。
2回の第1打席は内角を突かれてから、外角に落ちるフォーク3連投で空振り三振。第2打席も同じような配球で引っかけた。第3打席はその逆。外に抜いた球を見せられてから、内角を直球でズバズバとえぐられて見逃し三振。1点を追う6回1死二塁という絶好の同点機を逃した。
各球団が徹底している教科書通りのビシエド対策を絶妙な制球で遂行されたら、そうは打てない。ただし、悲観はしなくていいようだ。谷繁監督は「読み合いの中でしっかり絞り切れなかったかな。でも形自体はそんなに悪くないですよ」と分析した。
前日は16試合ぶりの本塁打と打点を挙げ、4打点と復調を誇示した。毎日、谷繁監督から重心移動などのアドバイスを受け、この日も打撃練習後にチェックが入っていた。
打線全体についても監督は「うまく攻められた」と深刻には受け止めていない。平田、ナニータ、福田と前後の打者陣にも当たりが出ている。中日は今日3日を最後にナゴヤドームを11試合も離れる。能見の投球を下敷きにしてくるだろう左腕岩貞を打って、ロードに出たい。【柏原誠】



