球宴でも神る!? 「マツダオールスターゲーム2016」(第1戦=15日・ヤフオクドーム、第2戦=16日・横浜)の監督推薦選手が4日発表され、セ・リーグでは首位広島から「神ってる男」鈴木誠也外野手(21)や菊池涼介内野手(26)など4人が選ばれた。ファン投票で選出された新井、丸と合わせ計7人が出場する。パ・リーグではロッテから涌井秀章投手(30)、鈴木大地内野手(26)ら7人が選出された。これで28選手ずつの陣容が出そろった。
女神に好かれた男は照れくさそうだった。球宴初選出の広島鈴木は、控えめに「うれしいですけど、恥ずかしいです。ベンチの隅っこにそっといておきたいです」と汗をふいた。交流戦オリックス戦で3戦連続の決勝弾を放ち、緒方監督が「今どきの言葉で言うなら神ってる」と表現した勝負強さ。舞台が整えば発揮する力は規格外だ。球宴での再現に期待がかかる。
「セ・リーグに貢献出来るように頑張ります」と静かに意気込んだ。だがそれに黙っていなかったのが同時に会見し3年連続3度目の出場となった菊池だ。「誠也がやってくれると思いますよ。神ってるプレーをやってくれる。間違いなく本塁打を狙うでしょうね」とニンマリ。「神弾」の再現に太鼓判を押した。
再現しやすい環境も整っている? 今年も赤い球宴ジャックが可能だ。目下首位を独走中。ファン投票では新井と丸が選ばれ、選手間投票でエルドレッドが追加された。この日発表された監督推薦では菊池、鈴木に加え、ハーラートップの野村、守護神中崎も選ばれた。合計7人はセ・リーグ最多。菊池は「やりやすいと思います」と鈴木の思いを代弁した。
ターゲットは同学年の大谷だ。「(大谷はファン投票なので)対戦はないと思いますけど、話をしてみたいというのはあります」。1年目のフェニックス・リーグで対戦したのが最後。「雲の上の存在」とする大谷にも力を見せつける機会があるかもしれない。「いい経験と思って楽しみながら思い切ってやりたい」と次第に熱を帯びてきた。
広島の象徴的存在は「12球団のファンの方がいると思う。僕の名前を少しでも覚えてもらえるように頑張りたい」。覚えてもらう方法は活躍することだけ。球宴でも「神ってる」潜在能力を爆発させる。【池本泰尚】
◆選出メモ 球団別人数は広島とロッテの各7人が最多。広島の7人は2年連続。ロッテの7人は05年(10人)以来。DeNAの6人は99年(8人)以来になる。少ない選出では巨人の3人が05年(上原、工藤、清原)以来。中日の2人は95年(今中、立浪)以来となった。



