セ・パ野球連盟は6日、6月度の「日本生命月間MVP」を発表した。

 【セ・リーグ】

 投手 広島野村祐輔 4勝0敗、防御率1・44 入団5年目で初受賞。登板4試合すべてで勝ち星を挙げ、球団32年ぶりの11連勝に貢献。広島勢の受賞は13年9月のバリントン以来で、日本人投手としては12年6月の前田健以来。

 打者 ヤクルト山田哲人内野手 打率3割4分6厘、10本塁打、28打点 昨年9月以来5度目の受賞。打撃3部門で月間リーグ1位を記録し、文句なしの受賞。交流戦18試合制後では初の11球団からの本塁打も記録した。ヤクルト勢の5度目の受賞は、ラミレスと並び球団最多タイ。

 【パ・リーグ】

 投手 日本ハム大谷翔平 4勝0敗、防御率0・29 15年3、4月度以来、2度目の受賞。リーグ唯一の月間4勝を挙げ、防御率、奪三振もリーグ1位。

 打者 ロッテ田村龍弘捕手 打率4割、1本塁打、13打点 入団4年目で初受賞。リーグ1位の打率4割をマーク。捕手の月間MVPは、パ・リーグでは04年城島(ダイエー)以来12年ぶりで、ロッテでは92年の青柳以来24年ぶり。