7回にソフトバンク内川聖一外野手(33)がカメラマン席へのファウルフライをキャッチしようとして妨害されるプレーが起きた。

 7回1死一塁で打者メヒア。一塁側カメラマン席への飛球に対し、内川は身を乗り出して捕球を試みた。だがカメラマンのアシスタントがカメラを守ろうとボードで打球をはじき内川は捕球できなかった。

 内川は「ひとつのアウトを取るために、毎日どれだけ時間をかけているかということを理解してほしい」と話した。

 試合後、アシスタントは球団から口頭で注意を受けた。球団の広報担当者は「プレーを妨害しないでほしいと。とっさのことなので、悪意はない。カメラを守ったのだろうが、選手が近づいてきたら避けてほしい。接触してしまうと危険なので」と説明した。

 このプレー後、秋山が二盗に成功し、中村の同点打につながった。

 内川は「ただ、それがあったから負けたのではない。僕が打っていれば」とも話していた。