中日八木智哉投手(32)はやはり広島キラーだった。

 左肩痛などで出遅れ、ようやく今季初登板を果たした左腕は、広島を6回1失点に封じた。昨年は全4勝を広島から挙げ、対戦防御率1・13という好成績。6回に丸に同点ソロを浴びて、この回限りで降板したが、代打を出された裏の攻撃で1点勝ち越し。久しぶりの1軍で、勝ち投手の権利を持って交代した。

 「相手は野村投手でしたし、最少失点のゲームになると思っていたので丁寧に投げるところと大胆に投げるところをしっかり考えて投げました」と話した。