日本ハムが、田中賢介内野手(35)と宮西尚生投手(31)と来季の契約を更新することが28日、分かった。

 ともに今季で2年契約が満了するが、球団側との成績等での申し合わせた契約条項をクリア。宮西は海外フリーエージェント(FA)権を有しているが、権利を行使せずに来季もプレーすることが決まった。それぞれ投打の柱として、今季の4年ぶりV奪回に貢献。来季の連覇へのキーマンに指名された。

 田中賢は13年に米大リーグに挑戦して、15年に古巣に3年ぶりに復帰。2年間、打線と内野の軸としてフル稼働した。今季は15年ぶりに5番で起用されるなど、目まぐるしく持ち場が変わっても打線を機能させた。宮西は今季、入団から9年連続50試合以上登板の快挙を達成。24日楽天戦で右足首を負傷しながら強行登板し、シーズン終盤の逃げ切りの立役者になった。