右手薬指骨折で戦列を離れているソフトバンク柳田悠岐外野手(27)が1日、福岡・筑後市のタマホームスタジアムでの練習で、骨折後初めてフリー打撃に臨んだ。

 41スイング中、2本の柵越え(ともに右方向)をマーク。「思ったより振れた。しっかり振ることができた」と自慢のフルスイングが復活し、復帰を目指すクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ出場へ意欲を口にした。「思い切り振って(右手薬指の)痛みがあるかどうかだったが、それは全然大丈夫」と復活に手応えを口にした。

 「あとは実戦感覚」という柳田は、今後3日からの宮崎フェニックスリーグに出場し、8日のヤフオクでのロッテとのCSに挑むことになる。