中日は1日、名古屋市内の球団事務所で西川健太郎投手(23)に戦力外通告した。

 星稜(石川)から11年ドラフト2位入団。1年目から1軍デビューするなどエース候補と期待されたが、伸び悩んだ。

 今季はスリークオーター気味にフォームを変え、再生を図っていた。5年間で21試合、2勝6敗、防御率5・37。現役続行を希望し、トライアウトを受ける予定。「ドラゴンズに対して感謝の気持ちでいっぱいです。去年の最後くらいから覚悟しながらやってきた。今は腕を振れて強い球も投げられている。手応えはある。まだ若いし、走れる」と意欲的だった。