今季最終登板の楽天安楽智大投手(19)が、8回5安打1失点の好投で3勝目を挙げた。

 2回にオリックス西野にソロを許したが、以降はテンポのよい投球でアウトを積み重ねた。完投も見えたが、8回114球を投げ抜いたところで9回から2番手福山にスイッチ。「調子はそんなによくなかったんですが、足立さんを信じて投げました。8回のベースカバーだったり、課題はまだたくさんあります。長いイニングを投げられるようになったので、来年は自信を持っていけるんじゃないかと思います」と喜んだ。

 梨田昌孝監督(63)は「中5日で球数も114球だったし、8回2アウトからのベースカバーが遅れたので交代を決めた。あれがなければ完投もあったが、楽しみは来年にとっておきます。初完投初完封になれば」と来年の飛躍に期待した。