セ・リーグの全日程が1日に終了して個人タイトルが確定し、筒香嘉智(DeNA)が44本塁打、110打点で本塁打王と打点王をともに初めて獲得し、2冠に輝いた。日本選手の40本塁打以上は2011年の中村剛也(西武)の48本以来で、セでは10年の阿部慎之助(巨人)以来。

 坂本(巨人)が打率3割4分4厘で首位打者と4割3分3厘で最高出塁率の2タイトルをともに初めて手にした。

 プロ野球史上初めて2年連続トリプルスリーを達成した山田哲人(ヤクルト)は30盗塁で2年連続盗塁王となった。

 最多安打は181安打を放った菊池涼介(広島)だった。

 野村祐輔(広島)が16勝で勝率8割4分2厘をマークして最多勝と勝率第1位に輝いた。

 菅野智之(巨人)は防御率2・01と189奪三振で最優秀防御率と奪三振王の2冠。

 沢村拓一(巨人)が37セーブでセーブ王、マシソン(巨人)が49ホールドポイントで最優秀中継ぎとなった。