右手薬指を骨折し、戦列を離れていたソフトバンク柳田悠岐外野手(27)が約1カ月ぶりに実戦に復帰した。4番センターで先発出場。2回の1打席目に左前打で出塁。投手のけん制には2度、頭から帰塁し、6番拓也の打席で二盗を決めた。試合は2回終了後、雨天中止。守備機会はなかった。明後日5日まで宮崎で実戦を重ね、6日から1軍に合流予定で「痛みもなかったし、思ったよりもバットは振れていた。久々に野球ができて楽しかった」と話した。

 柳田は9月1日の西武戦で打球を捕球する際にボールを当てて右手薬指の先端を負傷。「右第四指末節骨骨折」で全治6週間の診断を受けていた。この日は当初、指名打者で出場する予定だったが、明日4日の試合が台風の影響で中止になる可能性があったため、試合直前にオーダーが変更された。