日本ハムが、20日のドラフト会議で高校生の左右NO・1投手を1位入札の候補としていることが3日、分かった。左腕の履正社(大阪)寺島成輝投手(3年)、右腕で夏の甲子園で優勝した作新学院(栃木)今井達也投手(3年)の評価が上がり、本命視されていた最速156キロ右腕の創価大・田中正義投手(4年=創価)を含めた3人の中から、最終的に決断するとみられる。

 寺島と今井が出場中のこの日の岩手国体を、編成トップの吉村GMが視察。同GMは「まだ決まっていない。今年一番の選手を指名する方針には変わりないが、その投手が誰かは現段階では答えられない」と話すにとどめたが、最終的に田中を含めた3択でベストと判断した1人を選ぶ。