中日森繁和監督(61)が8日、独自のファンサービスを繰り出した。

 ナゴヤ球場で行った秋季練習は朝方まで降った雨のため、ボールを使ったメニューはほとんど室内でこなした。無料開放されている球場を訪れたファンは残念そうだったが、ここで指揮官が一案を講じた。

 投手陣が外野フェンス際を行っている間、三塁側内野席を開放するようにスタッフに指示。至近距離で選手を見られるようにした。球団関係者によると異例のことだという。指揮官は「CSもやっているし、天気が悪い土曜日に来てくれてるんだから嬉しいじゃねえか。俺はいくらでも開放していいと思う。運動会も近いし、グラウンドで運動会の練習をしてくれたっていいよ。ボールを使っていないときならな」と笑顔だった。