オリックス福良淳一監督(56)が13日、都内の同本社で宮内義彦オーナー(81)にシーズン終了の報告を行った。今季は福良監督が代行から昇格して1年目だったが、優勝争いに絡めずに4年ぶり最下位に終わった。

 宮内オーナーは「一番ビリで、これより下はない。落ちるところまで落ちたなあという感想です」とピシャリ。福良監督は「こういう成績で、悔しくて情けない。オーナーも言われたが、これ以上落ちるところはない。上だけ見て、1位しか考えていない」と巻き返しを誓った。

 また宮内オーナーは、国内FA権を取得して動向が注目される糸井について「ウチの中核、中心だし今後もなくてはならない選手。残っていただくことを球団にお願いしている」と全力で引き留めを図る考えを明かした。