日本ハムの165キロ男、大谷について西武辻発彦監督は「すごいよなあ」と感嘆。勝つ方策としては「点を取られなければいいんだな」。

 初めて立った西武プリンスドームで、今季から張り替えられた人工芝をチェックし「打球がはねるかな、という印象。でもどんなグラウンドでも基本は一緒。気持ちを前に出して、足が出ないと応用は利かない」。

 「勝つために何を強化しないといけないか。個々が肝に銘じてくれないと、チームは1つになれない。気持ちの統一感を持ってやっていきたい」と引き締めた。

 常勝復活へ「自分が入団する前(79~81年頃)は勝てなくて恥ずかしかったという話も聞いた。それが『あのユニホームが強く見えた』って言われるようになるんだから。(今のユニホームも)そうなればいい」。

 後藤オーナーに監督就任のあいさつし「背筋がピンとしました。戦う姿勢とかなくしちゃいけないものがある。その部分は根強くもってやっていきたい」と引き締めた。