ソフトバンク工藤公康監督(53)が秋季キャンプを前に、離脱者の筑後強制送還を予告した。福岡から宮崎入り後、宿泊ホテルで全体ミーティングを行い「3週間きっちり猛特訓する」と宣言。「ついて来られない人はケガをしたら困るので(ファーム施設の)筑後に戻って下さい」と話した。

 プロとしての基礎体力を付けてほしいというメッセージ。投手、野手ともに技術練習だけでなく、走り込みなどの「地獄の秋」となりそうだ。指揮官はさらに「自分からやりたいメニューがあれば、言ってきてほしい」と自主性をうながした。

 投手では加治屋、石川、高橋、岡本、星野、嘉弥真、育成の伊藤大、児玉と若手の8人が毎朝、8時半に練習を開始することも決まった。昨秋キャンプは午前10時スタート。若手組は昨年よりも1時間半も前倒しで朝から体をいじめ抜く。