巨人から交換トレードで日本ハムに新加入した大田泰示外野手(26)が、栗山監督から壮大な4番奪取指令を受けた。4日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で、ともに移籍する公文克彦投手(24)と入団会見に臨んだ。

 栗山監督が巨人前監督の原氏の思いを受け継ぐ。新加入が決まった大田は08年ドラフトの1位入札で巨人とソフトバンクが競合。当時監督で東海大相模の先輩でもある原氏がクジを引き当てた。この日の入団会見で大田と初顔合わせをした指揮官は「チームの中心にしようと、原さんもやっていた部分があった。縁だよね。責任も感じるし、何とかしたい」と、決意を新たにしていた。