ソフトバンク会長で巨人OB会顧問の王貞治氏(76)が18日、台湾では48年ぶりに巨人の背番号1のユニホーム姿を披露した。

 台湾・台中市内で行われた「台湾OB選抜-巨人OB選抜 チャリティー試合」(20日、台湾・台中)の記者会見に出席。台中は1968年に春季キャンプで訪れた場所で「48年前に戻った気持ち。こういう機会をつくってくださってありがたい。我々はユニホームを着ると気持ちが変わる。久しぶりにユニホームを着て、脈拍が上がっています。昔のようには動けないが少しでもベストなプレーをしたい」と意気込みを語った。

 また、巨人OB会顧問として、今季2位に終わった高橋巨人についても言及した。クライマックスシリーズ・ファーストステージでDeNAに敗れたものの「よく頑張ったと思う」と評価。「選手から即、監督になって、同僚を仕切る難しさはあったと思う。来年がスタートの年。今年は準備期間。負けた時の方がチームがハッキリ見える。どうしていくか、練習方針も明確になる。秋のキャンプも真剣にやっていたみたいですし、高橋監督に期待するところ大です」と、2年目のV奪還を期待していた。