ヤクルトが、新外国人としてレッズのロス・オーレンドルフ投手(34)を獲得することが決定的であると22日、分かった。

 巨人、中日は中継ぎとしてリストアップしていたが、球団は計算できる先発の1人として、マークを続けていた。メジャー通算30勝のオーレンドルフは近年は中継ぎが主戦場も、09年にパイレーツの先発で11勝。193センチの長身で150キロ前後の直球とスライダー、チェンジアップを武器とする。リーグ5位の今季は12球団最低のチーム防御率4・73で、小川と石川の8勝が最高だった。先発陣の再建が最重要課題で、今オフは制球力を武器とするブキャナンを獲得。さらに、実績十分で先発の柱を担える外国人の補強に動いていた。