ソフトバンク倉野信次投手統括コーチ(42)が10日、休日返上で練習に励んだ若手捕手の打撃投手を買って出た。

 斐紹、張本に対し、変化球も交え、約1時間の熱投。自ら志願しての登板で「ほかのコーチが休日にゴルフに行ってリフレッシュするのと一緒。バッピ(バッティングピッチャー)をして体を動かしたかった」と明かした。

 練習日には連日、A、B両組の投手陣に目を配らせている倉野コーチ。この日は打撃投手を務めた後も、約10キロ先の宿舎まで自転車をこいで帰るなどフル回転。休日ながらチーム1の運動量だった。【ソフトバンク担当 福岡吉央】