巨人森福允彦投手（３０）が７回途中から凱旋（がいせん）登板し、古巣のファンから大拍手で迎えられた。

　７回１死二、三塁で柳田を迎えたところで登板を告げられた。柳田には代打ジェンセンが送られ、対決は実現しなかったが、打者２人を打ち取って無失点で切り抜けた。

　「ヤフオクドームで投げられて、めちゃくちゃ楽しかったです。柳田との対戦かと思ってマウンドに上がったら、いませんでした。大きい右バッターでした。こういう場面での登板を望まれていると思うので、しっかり準備していきたいです」と振り返った。

　高橋監督は「終盤の苦しいところにいってもらうために（巨人へ）来た。今日みたいな場面で抑えてくれればいいね」とシーズンに目を向けた。