日本野球機構(NPB)は27日、野球賭博に関与したとして昨年3月から1年間の失格処分を受けていた元巨人の高木京介投手(27)の復帰申請書を受理したと発表した。復帰申請書と巨人から提出された意見書を調査委員会で精査し、プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーに報告。同コミッショナーが復帰は正当と判断した。

 NPB・井原敦事務局長は「調査委員会におきましては提出された復帰申請書、ならびに球団が添付した球団意見書の内容につきまして、高木君本人のヒアリングを含めて精査した結果、復帰が正当であるということで、コミッショナーに報告してます。報告書の中にもありましたが、本人が真摯(しんし)に反省しており、1年間、通常許される公営ギャンブルを含めた賭け事に一切手を出さず、パチンコなんかもきっぱりとやめて、真摯(しんし)に1年間反省していた」と説明した。

 巨人は育成選手として復帰させる方針としている。